ベンチャー企業への就職
ベンチャー就職は、近年の学生の就職傾向にはあまり多くないようです。 最近は、景気の回復という言葉が時にメディアを通して聞くことが出来ますが、それは消費者レベルではまだまだ実感出来るものではありません。不景気の真っ只中という見方が多くの方が実感しており、こういったことは学生の就職にも影響を及ぼしているようです。 それが、冒頭のベンチャー就職があまり多くないというのとどのような関係があるかというと、多くの学生は一般的に安定志向となっているようなのです。 ベンチャー就職というと、入社してすぐにバリバリと仕事をこなし、こなす仕事もクリエイティブで責任あるものだというイメージがありますが、その反面、会社の規模はあまり大きくないため、大手の企業に比べるとどうしても安定度といったところには不安が残ってしまいます。 現在の日本の学生の就職観では、どうしてもその安定度のあまり高くないという点が、ベンチャー就職に待ったをかける大きな要因になっているようです。また、ベンチャー就職があまり多くないもう一つの要因としては、近年の学生は仕事と自分の時間をきっちり分けたいと考えている人が多いようで、そうなると入社してすぐバリバリと仕事をしなければならないベンチャー就職はやはり志望度が低くなってしまうようです。 このように、学生の就職観がその時代の流れを大きく反映しているということが出来ます。
新卒のベンチャー就職ランキング
ただ、その一方では、近年では、大手の企業もベンチャー企業もより自分の会社を学生に理解して貰おうとインターンシップというものが盛んに行われており、ベンチャー企業の学生の理解を深まってきているようです。このインターンシップというものは、夏休みのうちの2週間などの短い期間、学生が企業で実際に企業の方々と共に働いたり、または企業を提供しているサービスに類似したものを他の学生などと共にグループワークを通して体験することで、企業の理解や職業体験を行うというものである。大学によっては、単位取得の一環として、インターンシップを取り入れているところもあるなど、学生の企業や社会へ出ることへの理解を深めようとする動きが盛んに見られます。こういった活動によって、学生は企業への理解が深まり、自分が本当に将来やりたい事を見つけるキッカケにもなっているようです。
インターンシップもやはり大手の企業のものは人気が高いようですが、ベンチャーで理解を深め、そのままベンチャー企業へ就職を決める学生もいることから、インターンシップはベンチャー就職をサポートする活動の一つといえる。
ちなみにベンチャー企業だけでなく、総合の新卒学生の就職人気ランキングは以下のとおり。※2008年度でカッコ内は2007年度の順位。
1 (1) 全日本空輸(ANA) 375 、2 (5) 三菱東京UFJ銀行 374 、3 (2) トヨタ自動車 352 、4 (3) 松下電器産業 329 、5 (13) ソニー 292 、6 (10) シャープ 283 、7 (21) 東京海上日動火災保険 263
、8 (6) みずほフィナンシャルグループ 252 、9 (4) サントリー 239 、10 (9) 三菱商事 237 ■参考出典:日本経済新聞